楽譜選びも一つの楽しみです。
ピアノの楽譜というと、全音の緑と青のだったり、音友の白いのだったりしますよね。
少し、本格的に進めていくとヘンレ版のような原典版を使う人が多いでしょう。
フェルモンドが愛用しているのは、ヘンレ版です。
何がいいって、見た目がかっこいい。
色使いがいい。表紙の色かっこいいでしょう。
もちろん、何が何でもヘンレ版というわけでありません。
作曲家別にコレというものが一応存在します。
「ひとまず、全音で買ってみようか」
「真っ赤なウィーン原典版にしようかな」
「やっぱり、ヘンレ版でしょ」
「ちょっとまって、ベーレンライター版もいいよ」
「ショパンは迷わず、パデレフスキ版」
というように、いろいろと選ぶ楽しみがあるのもいいですね。
版によって、微妙に音も違っているのでいろいろ調べて
買いましょう。
ヘンレ版は印刷自体も美しくて、とても見やすい音符と行間だと
思います。
厚いものでも、折りやすくバタンと閉じられないのもいいですね。
ウィーン原典版で厚いものだと、一苦労します。
さて、上のヘンレ版の楽譜はシューベルトのソナタ集。
フェルモンドはなぜ、この楽譜を買いに行ったかというと、
あるソナタの第二楽章の美しさに惚れて衝動買いです。
シューベルトはすばらしいメロディーメーカーですよね。
とくに緩徐楽章にそのすばらしさが溢れていると思います。
ということで、巨匠ミケランジェリのシューベルトをお聴きください。
ミケランジェリは音源も映像もかなり貴重です。
シューベルト ピアノソナタ第四番 イ短調 D537 第二楽章
Franz Schubert – Sonate a-moll Opus post.164 D537
- *今日のヒトコト*
- 楽譜を買うときは、そのデザインも楽しもう