1つの話を99通りの表現で話す

つれづれ日記 -daily-

2014年8月アップ予定の音声講座は「原稿丸暗記にならない話し方」です。

人前で話すには、用意周到に準備を重ね、それはそれは原稿丸暗記できるくらいにしておかなければなりません。

でも、ここで勘違いしてはいけないのが「丸暗記できるくらい」と、「実際に丸暗記して話す」のはまったく違うということ。

原稿はしっかりと用紙するけれども、本番は自然な話し方をしなくてはいけません。
裏に原稿が透けて見える話し方ではいけないのです。

伝えたいことは一つでも、表現方法は無限にあります。
それが自分の個性となって、相手に強く印象付けるわけです。

この本は文章についての内容ですが、1つのストーリーを99通りの表現をするという凄まじい試みをしています。
外国の本ですが、それを日本語に訳しているということはまたすごい。

「混雑したバスの中での二人の男による諍いと、公園でその一方の男が友人らしき男から服装についてのアドヴァイスを受けている様」といった内容がまるで対位法のごとく展開される様は圧巻です。

話し方のヒントにもなると思います。
ぜひ読んでみてください。