少し会話をしたり、歌ったりするだけで声帯を痛めてしまう人がいます。
ちょっと歌うと、声がかすれるという状態ですね。
でも、こういう人ほど声帯の質は良いといわれています。
つまり感じやすいということです。
声帯は正常なときは白い色をしていますが、炎症を起こすと赤くなったり腫れたりします。
では、白い状態がいいかといえばそうでもなく、ほどよく充血して赤らみを帯びているほうがいいようです。
血液の循環がよくなって、準備体操が終わった感じでしょうか。
今日は、この「ほどよく充血した状態」を作る方法をお教えしましょう。
それは「お風呂」です。
お風呂に入ると気持ちよくて、浴室の残響効果も相まって声がよく出ますよね。
しかし、あれは残響効果だけの恩恵ではなく入浴したことによって血のめぐりがよくなりほどよく声帯が活性化されるということなのです。
お風呂というリラックスした空間はいろいろなメリットがありそうですね。
くれぐれも近所迷惑にはご注意を。