発声するための筋肉である声帯はとても敏感です。
少し歌ったり、話しただけで声が枯れてしまう人もいます。
のどの状態にはいつも気を使っていたいですね。
たばこやお酒、刺激物がいけないのは言うまでもありませんが、
実は、こんなものも控えたほうがいいのです。
それは、「冷たいもの」です。
体と同じで、声帯が元気よく働いてくれるのは程よく温度があり、
血が巡っているときです。
冷たくて、ガチガチの状態ではよい動きは期待できませんよね。
ですから、これから人前で話をするというときや、これから歌うという
ときには、冷たいドリンクは控えて、温かいお茶や白湯がいいですよ。
外から帰ってきたときのうがいも、水ではなくぬるいお湯ですると
いいようです。
ちなみに音色塾のフェルモンドは牛乳が大好きで、一日1リットルは
軽く飲んでいるのですが、なるべく温めて飲むようにと言ってあげてください。
(それでも聞かないようなら、そんなに飲むと牛になるぞと言ってあげてください)