情報発信でも会議での発言でも、話したり書いたりするとき、人に影響力を与えて行動させたり考えさせたり、行動をやめたせたり考えを変えさせたり、感動させたり自分に対する評価を高めさせたりを目的としています。今回は3つの観点から、うわべのテクニックではなく、人間心理の深いところから人の「動く、動かない」を理解していきましょう。
相手の考えは、相手にとっては必ず正しいものです。たとえ論理が破綻しているとしても、本人にとってはつながっています。誰にとっても、自分という存在は特別であるため自己重要感を持たせることを心がけましょう。そして、対話でなく一方的な命令で動かそうとすると、大切にされていない、尊重されていないと感じてしまい、かえって人は動きません。命令や指示ではなく自分の意思で行動を決めるのが一番。そのためには自分の好みや都合、価値観を脇に置いて、相手の立場・視点で考えるようにすることが重要です。
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- 第361回 なぜ人は動くのか、動かないのかその1
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