人は無料に絶大な魅力を感じ、ほかに価値があるものがあっても無料のほうを選びやすい傾向にあります。1000円の商品が300円に値引きされていても飛びつかないのに、10円の駄菓子がタダで配られていると行列ができことからもそれが分かります。正しく、無料の効果を把握することで、落とし穴にはまらない、無駄に振り回されないようにしていきましょう。
ただし、無料で釣って人を動かせばすべてうまくいくかというと、そう単純ではありません。また無料に惹かれて動いた人たちが、そのままスムーズにお金を出す行動に至るわけでもありません。「こっちは有料」と別の商品を示しただけで「騙された」と感じさせてしまうこともありえます。利用する立場で考えると、SNSや動画などに「無料なのに価値がある」と思って時間を費やしがちだが、「無料なのに」ではなく「無料だから」利用していることもあり、自分の貴重な時間を何に費やしている可能性もあるのです。
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- 第377回 無料を自在に使いこなす技術その1
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