疲れが声に出ていませんか?

こんにちは。
フェルモンド齋藤です。

少しずつですが、秋を感じられる日が増えてきましたね。

早く秋にならないかと待ち遠しい日々です。

夏バテで疲れてくると声にも疲れが出てしまいがちです。
抑揚もなくなり、無意識のうちに声にハリがなくなりますので注意が必要です。

疲れが声に出ているかどうかを見極めるのは「響き」です。
疲れてくると「響き」が途端になくなります。

「響き」がなくなると、声に表情がなくなり、相手にも届かない、
そして、生命力が感じられなくなります。

今日は声の響きをひとまず取り戻す方法をお教えしましょう。

声の響きを出すときにとても大切なのは「脱力」です。
筋肉を緩めるということですね。

緊張していて、筋肉がこわばっている状態になると、
声に響きがなくなり、声帯にも負担をかけます。

筋肉をゆるめて、脱力した状態は発声の基本です。

ピアノでもそうですが、始めたばかりのときは、
どうしても力が入ってしまいうまく演奏ができません。

かなりのキャリアを積んだ人でも「脱力」は永遠のテーマでも
あります。

ショパンの超難曲で知られる三度のエチュードは、
脱力なしには演奏は不可能です。

声も同じ。筋肉を緊張で固めてはいけませんよ。

疲れてきたなと思ったら、ストレッチを習慣にしましょう。

息を大きく吸って、ゆっくりと吐きながら、
首を一周まわしましょう。

決して早くしないように。
ゆっくり、ゆっくり。息を吐きながら。

右回し、左回しと。

息を吸うときは鼻から。
吐くときは口からゆっくりと。

これをやるだけでも、かなり首回りの筋肉を
ストレッチすることができますよ。

ストレッチは、夜やる人が多いと思いますが、
朝もぜひやってみてください。

朝は、声の調子を確認するためにも、ぜひおすすめします。

今の季節は、寒暖の差が激しくなりますので、
体調管理には注意しましょう。

それでは。

*今日のヒトコト*
足を組むのが癖な人は背骨が曲がっています

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