第122回「弾き歌いに挑戦しよう」
弾き歌いは楽器を弾きながら歌うこと。音色塾は弾き歌いの活動をこれからサポートしていきます。「音色塾」で発声トレーニングをしていると、声が楽に出るようになり、声を出すことに抵抗がなくなってきます。トレーニングの一環で歌を歌っていると、「歌う」ことにも抵抗感が薄れ、むしろ楽しさがわかってくるようになります。
弾き歌いは楽器を弾きながら歌うこと。音色塾は弾き歌いの活動をこれからサポートしていきます。「音色塾」で発声トレーニングをしていると、声が楽に出るようになり、声を出すことに抵抗がなくなってきます。トレーニングの一環で歌を歌っていると、「歌う」ことにも抵抗感が薄れ、むしろ楽しさがわかってくるようになります。
会話の発声をトレーニングするために「朗読で発声トレーニング」は、今までにも取り上げていますが、今一つ思うような成果が上がっていない人が多いようです。朗読はたいへん効果的なトレーニングなので、ぜひ「手応え」が感じられるだけの成果を上げてほしいと思います。今日はあらためて、話し声を鍛える発声トレーニングとしての朗読の使い方を取り上げます。日常の話し声で手応えを感じられるまで朗読トレーニングをしていきましょう。
「しゃべっているとすぐに喉が痛くなる」というご相談を時々いただきます。痛くなったら休んでいられる状況ならいいのですが、話し続けなければならない仕事ではつらいですね。今日は「喉に負担をかけない話し方」の3つのポイントをお伝えします。練習は必要なので、長く話す機会に備えて、今から練習しておきましょう。
話し方の相談では、タイプがめずらしいのに数は多いのが「早口の悩み」です。話し方や発声の相談では、「強ではなくて弱」のタイプが大多数を占めます。例えば、「声が大きくて困る」という相談はなく、「大きな声を出したい」が多く、「しゃべりすぎて困る」ではなく、「しゃべれない」、「口数が多い」ではなく、「語彙が少ない」という家並みが多くなります。そんな中で、「早口」は唯一、どちらかといえば「強」の側なのに相談が多いのです。おそらく、話し方のトラブルの中で、他人に指摘しやすかったり、誰かから指摘された経験によって早口を自覚している人が多いと考えられます。
嗄声(させい)とは、かすれ声のことです。嗄声を直すほうが望ましい理由と、直す方法について、今日は取り上げます。嗄声は声帯のトラブルなので、誰もがなりうる状態です。嗄声の原因は、「声帯の状態と使い方のトラブル」による「空気漏れ」。さらに根深い原因として「日本人は嗄声に甘い」という背景があります。ノイズ(非整数次倍音)を良しとする文化があったため、味を出すために、わざと喉を潰し「ハスキーボイスになりたい」などと憧れる人もいるくらいです。発声的には「声帯への負担が大きく、空気の消費も多い、無理のかかった発声」であり、健康的ではありません。しっかりと改善していきましょう。
今日のテーマは「低音」です。良い声で話すためには、話し声の全音域にわたって、良い声が出せる必要があります。楽に出せる音域は、熱心にトレーニングをしようとしないので、技術が高まりません。
今回は久しぶりに「共鳴」のレッスンをしましょう。音色塾の教科書『内向型人間が声と話し方でソンしない本』の追加レッスンです。あとで再読してみると、この音声レッスンとの相乗効果が期待できますよ。共鳴発声法をしっかり身につけるために、共鳴のトレーニングを丁寧に進めていきましょう。
今日は「良い声で話す」のポイントを絞り込んだテーマです。ふだん私たちは、歌のほぼ最低音域でしゃべっています。なぜなのかといえば、それは楽だから。声の質を気にせず、「言葉が通じればいい」とばかりに無造作に発すると、低めになってしまいます。「気持ち高めで話す」は、感じの良い話し方の基本ですが、今回は低音域(話声位)の出し方をトレーニングしよう。
今日のテーマは「届く話し声」です。メールレッスンでもお届けしている倍音の出し方と連動して「力まなくても届く話し声」の音声レッスンをしていきましょう。まず大事なのは、声は力まずに出すこと。声帯の構造からして、周辺の筋肉に余計な力が入ると、声帯がきれいに鳴らず、共鳴腔も素直な形になりません。
「声が届かない」という悩みは多く寄せられますが、意外と「届いている」というのが今日のお話です。届いているのにがんばってしまうと、「痛い声」になってしまいます。近いのに大声で話したり、第三者に向けて話すような距離感を無視した発声は気持ちよく相手に届く声ではありません。距離感を意識した発声をマスターしましょう。