第66回 「声の処方箋。声の支えを体で覚えよう」
今月は、声の支えについてです。声の支えは極めて基本的なことなわけですが、知識では分かっているのにいざ自分が発声するときには声がうわずってしまったり、裏返ってしまうことはないでしょうか。この音声では、「なぜ知識としては知っているのに実際には声の支えができないのか」ということについてとても大切な事実をお伝えしています。
今月は、声の支えについてです。声の支えは極めて基本的なことなわけですが、知識では分かっているのにいざ自分が発声するときには声がうわずってしまったり、裏返ってしまうことはないでしょうか。この音声では、「なぜ知識としては知っているのに実際には声の支えができないのか」ということについてとても大切な事実をお伝えしています。
音色塾では今まで何度も悪い例として上がってきたのが「喉声」です。喉を締めて、苦しそうな、きつい声になってしまう症状でいいことは何もありません。前回の鼻音化と同様とても多い悩みであり、すぐに改善したい症状です。
最近、困った症状、よくある症状のひとつに「鼻音化」があります。これは、文字通り鼻から抜ける音のことです。NやMは本来鼻音化する音なのですがそれ以外の音でも「鼻音化」する症状が多発しているようです。この発声をしているのは無意識なことが多く、かつ周りからはおそらく指摘されることがない症状です。
2014年3月から始まった「日本語話し方検定」。今回の音声ではこの検定について詳しく説明していきます。なぜ、いま「話し方」なのか。話し方検定を受けることで、どのようにコミュニケーションが改善していくのか。特に女性には身につけて欲しいスキルだと思います。
スポーツや音楽の演奏、プレンテーションなど、「本番」で100%の実力を出せていますか?おそらく多くの人が「No」という答えではないでしょうか。「練習のときはもっとできたのに」、「今日は体調が悪くて調子が出ない」、「自分はもっと実力があるはずだ」。こんな風にいろいろと思うところがあるでしょう。
今まで「話し方」について学んでいても、基本的な内容についてしっかりと自分の言葉で説明できていますか。なんとなく理解できているレベルから自分の言葉で誰かに教えることができるレベルには実はかなりの差があります。今月の音声レッスンでは基本的だけどとても大切なこと、そしてよくある質問事項にたいしてしっかりと解説できるスキルを身につけてもらいます。
今月のテーマ声に関する思い込みです。音色塾で声を学んでいるあなたは声に関して決して素人ではありません。だからこそ、ありがちな「声の思い込み」からは完全に解放されておきましょう。
話し方や声には人柄が出ます。話し方一つで、「大人の余裕」を感じさせるか、「わがままな子供っぽさ」を感じさせるかが変わってきます。自分と人の意見は基本的に違うもの。日々の会話で自分と相手の意見が食い違うことはよくあることです。そのときにどのような対処をするかで劇的に印象が変わります。
音色塾で勉強しているあなたにはお馴染みのイタリア古典歌曲。今回はこの王道とも言える歌曲集を使って具体的なトレーニングを行います。何となくイタリア古典歌曲を歌っていたという人も、このトレーニングでゆっくりじっくり声の色の変化を感じてみてください。少しずつ、声の色が変わっていくことが感じられると思います。
みなさんそれぞれ専門分野を持って講師に臨んでいることと思いますが、その専門分野の知識やスキルを相手が興味を持つように、そして何度でも「あなたから聞きたい」といわれるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。どんな分野でも伝えなければいけないことのベースは同じ。大事なのはその伝え方や誰が伝えるのかということです。音色塾では「あなたから聞きたい」と言われることが人気講師であると定義づけています。