音楽でもスポーツでも、「これ苦手だ」と思った途端、実際以上にパフォーマンスがボロボロになることがあります。それはマイナスの思い込みによって体の反応が実際に変化してしまうからです。謙遜のつもりでも、「音楽は苦手」「運動は嫌い」「勉強は向いてない」などと言っていると、根強い自己暗示になって能力を下げてしまうことに繋がります。せめてニュートラルで妥当な言い方を心がけて、マイナスのパフォーマンスに繋がらないようにしましょう。
苦手意識を克服する方法として「1. 口癖の書き換え」、「2. ゲーミフィケーション(ゲーム化)」、「3. アレルゲン免疫療法」の3つを取り上げました。口癖を改善してマイナスの暗示を言葉や思考で繰り返さないこと。苦手なことには正面からぶつからないでゲーム感覚で取り組めるように工夫を。「つらかったら、無理にしなくてもいい」(アレルゲンを避ける)という方針は、優しいようで、実はストレス耐性を下げて、苦しさを増してしまうになります。あまりマイナスに思い込まず、淡々と取り組むことでいつの間にか克服することに繋がります。
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- 第373回 思い込みに縛られずにパフォーマンスを高める方法その1
- 第374回 思い込みに縛られずにパフォーマンスを高める方法その2
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