今回のテーマは「交渉」です。日本人は交渉が下手だといわれていますが、交渉とは合意を目指して、相手と話し合うことであり、自分の希望を強引に通すのではありません。相手の利害にフォーカスするのが、本質的な交渉です。つい自分都合の発想になりがちですが、相手をよく知ることから始まります。継続的な関係が築けるかということを意識しながら交渉するようにしましょう。
交渉に使われるテクニックは返報性の法則やハロー効果、フット・イン・ザ・ドアなど様々なものが駆使されることがあります。有効なテクニックであるために、その中身を知っておかないと知らず知らずのうちに相手もペースにはまってしまうことになります。こういったテクニックも知っておくだけで冷静に対処できることに繋がるのです。交渉は仕事のみならず、生活のあらゆる場面で起こりうるものです。テクニックを使う場合にも相手との継続的な関係を意識するようにしましょう。
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- 第387回 タフな交渉者が駆使する交渉テクニックその1
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