今日のテーマは「リーダーの話し方の特徴」です。ここまで2回「リーダーの声」についてお話してきました。今回はその声を踏まえた上で「話し方」フォーカスしていきます。前回まで、「リーダーの声」、「リーダーの心構え」について心理面も含めてお話してきました。それらを活かしていくには「伝える」技術を身につけることが大切です。プレゼンテーションが最近テーマの一つになっていますが、良いアイデアを持っていてもそれが伝わらなければ意味がありません。伝わって、相手が動いてくれる話し方を身につけることで、よりリーダーとして周りを動かすことができるでしょう。
第一にリーダーは「わかりやすい言葉」を使います。専門用語やカタカナ語は特殊な集まりでない限りは使う必要はないでしょう。また、リーダーはプレゼンテーション上手です。リーダーは「人を動かす人」です。相手本位が極意であるプレゼンテーションは、リーダーには必須の技術といえるでしょう。また、リーダーは「雑談上手」でもあります。「関係の構築」を重視するリーダーは雑談がとても上手です。どんな場面でも最後は人と人の関係。相手に好意を持ってもらうには、この雑談は大切なスキルです。リーダーに相応しい良い声、良い言葉の使い方、そして良い話し方を鍛えていきましょう。
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