「声が届かない」という悩みは多く寄せられますが、意外と「届いている」というのが今日のお話です。届いているのにがんばってしまうと、「痛い声」になってしまいます。近いのに大声で話したり、第三者に向けて話すような距離感を無視した発声は気持ちよく相手に届く声ではありません。距離感を意識した発声をマスターしましょう。
発声法がしっかりしていれば声は無理なく届くものです。どのくらいの距離の相手に話しかけるのかを意識して丁寧に話しかけると叫ばなくても小声でしっかりと声は届きます。距離感のコントロールを丁寧に行うということを心がけましょう。少し高度なテクニックとして、普通なら無意味語になってしまう「え~、あの~」も、上手に使うと、相手に「聞く姿勢」を作ってもらうことができます。距離感を意識したコミュニケーションを心がけていきましょう。
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